プレミアムシアター ミュージカル「DNA-SHARAKU」その5

悪の組織?の歌唱では「過去をデフォルメする。根こそぎ過去を捻じ曲げひん曲げる」」「国を存続させるため」という歌詞が出てきましたけど、これは思いっきり歴史修正主義の歌ですよね。

江戸時代のシーンは映像だとアップで見えてしまうし、せっかくなのでしっかり鼈甲の簪を使ってもらいたかったところ。

ただ江戸時代の描写は原作者が時代物が得意なせいか結構よく雰囲気が出ている感じ。

続いて未来で滅茶苦茶な政策を進める為政者がアリアを熱唱。「この国を生かすために」と連呼。「この道しかない」どうこうというより、ど滅茶苦茶なことをやる人間がこの道しかないというのは普遍的なことだということでしょうか。

・・・・とここで、サイバーな世界観が気持ち悪くて、番組開始一時間まで粘ってギブアップ。ちょっとあわないですね。

ちょっと表情無い系の芸術で・・・・・・、田野さんの最新のグラビアが表情抑え目なのもこの影響があるのかもしれませんね。

あらゆる芸術はしなやかな表情の豊かさが基本だと思う。田野さんはそういうものを持っているので、大切にしてくださいね!

私のDNA-SHARAKUの琴線には触れませんでした。シューリヒト聴いて息を吹き返した。
いや~シューリヒト凄いなぁ。

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