行って参りました。(余り褒めていない部分は反転しています)
ストーリーはなんかちょっとしたことに悩んでおかしな方向に行くお話で、共感はできませんでしたが、大島さんの演技のヴァリエーションとして観れば上々。
二人芝居で台詞の多さは圧倒的。滑舌もほぼ滞りないです。
常にテンションが高いわけではなくそこそこ説明調の部分もありますが、なんていうことのないセリフも大島さんの力によって豊かで熱っぽい魅力が常にあって、舞台に吸い寄せられます。
どぎついセリフにはかえってまろやかな肉付けを感じました。
大島さんだからこその健康的な観劇感になっていると思います!
とはいえ迫力も高いレヴェルで兼ね備えていて、ちょっと狂った時の雰囲気は吉田照美画伯の傑作「アンポンタン、進撃の巨人」の元ネタのようで精神の切迫感がとても出ていました。
存在感が素晴らしく、このキャパでは空間が狭すぎますね。
ヴィジュアル的には、文字を書いている時の横顔がきれい。かわいらしい時の表情はどこまでも可愛らしかったです!
楽屋に行きたかったので受付の人に頼んだのですが、大島さんがだめだっていってる、っていわれて断られてしまいました(T_T)
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